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13日から博多で外国人客が指紋認証で買い物実証実験

外国人旅行客がパスポートやクレジットカードを持ち歩かなくても買い物などができるようにする実証実験が13日、福岡市博多区の博多川端商店街などで始まる。外国人の個人旅行客が多い同商店街の小売店や公共施設の計11ヶ所に指紋認証による本人確認システムを導入。外国人客が同商店街にあるホテルで指紋などを登録すれば、これらの店で手ぶらで買い物ができる。
国のモデル事業で、民間企業など7社が実施する。企業の担当者は7日の福岡市長定例会見に同席し、約3秒で本人確認ができると強調。「訪日外国人による混雑を指紋認証で解消したい」と述べた。
実験では店にタブレット端末と指紋読み取り機器を配備。ホテルのチェックインなどの際、利用者が指紋やパスポート番号、クレジットカード情報などを登録すれば、実験に参加する小売店などでの買い物や飲食の支払いが、機器に指をかざすだけで可能になる。
また、専用の電子マネーでも支払いできるようにする。指紋登録時に500円分が付与されるほか、追加でチャージすれば金額が1.5倍になる仕組みで消費の促進も図る。
期間は来年3月末まで。企業側は期間中、福岡空港でも登録できるようにするほか、システムを使える店も増やす。福岡市はクルーズ船で訪れる外国人客への活用も視野に、システムの運用状況や課題を見極める。


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