Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
 

“盛り土行わず”一連の責任は当時の幹部8人に-小池都知事

東京都の小池知事は1日午後、豊洲市場をめぐる問題で臨時の記者会見を開いて改めて行った内部調査の結果を公表し、盛り土を行わない方針は平成23年8月の部課長級の会議で実質的に決定されたなどとして一連の責任は当時の幹部8人にあると結論づけた。そのうえで「厳正に対処したい」と述べ、今後、処分を検討することにしている。
小池知事は、前回9月に公表された内部調査では特定できなかった盛り土を行わない方針をいつ誰が決めたかについて平成23年8月の部課長級の会議で実質的に決定されたと特定した。
これに加え、その1ヶ月後の平成23年9月、先の会議の結果を受け、当時の市場長が建物の設計を業者に発注することを承認したことで、盛り土を行わない方針が最終的に決定されたと位置づけた。
小池知事は「8人が、盛り土しないことを決めた実務上の決定者、事実を知りうる立場にあった人物と言える」と述べた。一連の責任は基本設計の業者への発注を決めた平成22年11月から1年半ほどの間に、市場長や部長を務めた幹部合わせて8人にあると結論づけた。
そのうえで、「調査に対し『知らなかった、報告なかった』と話す幹部もいるが、それでは済まされない。責任は明確に、懲戒手続きは速やかに進めるよう指示した。厳正に対処したい」と述べ、今後、報告書をもとに退職した職員も含めて8人の処分を検討することにしている。


footer