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7月参院選1票の格差「違憲状態」-高裁岡山支部判決 |
広島高裁岡山支部(松本清隆裁判長)は14日、「1票の格差」を十分に解消しないまま実施された7月の参院選は憲法違反だとして東京と岡山の弁護士グループが岡山選挙区の選挙無効を訴えた訴訟で、定数配分規定を「違憲状態」と判断した。無効請求は退けた。
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全国14の高裁・高裁支部に起こされた訴訟の初の判決。最高裁が「違憲状態」と判断し、抜本的見直しを求めた2013(平成25)年参院選以降の取り組みをどう評価するかが焦点だった。他の13高裁・高裁支部の判決は11月8日までに出そろう。全て上告され、最高裁が統一判断を示す見通し。
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