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2016年版警察白書-「国際テロ対策」を特集 五輪を4年後に控え

警察庁は29日、2016年版の警察白書を公表した。東京五輪を4年後に控えるなかイスラム過激派ISなどによるテロの脅威が迫っているとして「国際テロ対策」を特集。テロ情勢や警察が取り組んでいる対策などについて紹介している。国際テロに関わる特集は02年以来、2度目。
特集では、国際テロ組織「アルカイダ」や過激派組織「イスラム国」ISの情勢について解説。ISが15年2月に日本人をテロの標的とすることを示唆するメッセージを配信したことにも触れ、日本人への被害が今後も続く危険性を指摘している。また、インターネット空間でのサイバーテロの脅威についても説明している。
一方、テロを防ぐため、情報収集や警戒警備を進めてきた警察の動きを紹介。ドローンなど小型無人機への規制強化や爆発物の原料となりうる化学物質の販売業者への管理対策の徹底などを列挙し、今後も対策を強化していくとした。
また、テロ対策を進めるには各国治安機関との情報交換が不可欠と強調し、今後の課題として国際協力の推進などを挙げた。白書ではこのほか、急増する訪日外国人への対応などについて特集している。


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