東京都議会の代表質問が7日午後1時に始まり、舛添知事(67)による政治資金などの公私混同問題について各会派の厳しい質問が始まった。都知事選で舛添氏を応援した都議会自民党は神林茂都議がトップバッターで厳しい質問を浴びせた。
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調査報告を行った6日の会見で、公用車で頻繁訪れていた神奈川県湯河原町の別荘を問題の「けじめ」として売却する意向を示したことについて神林都議は「摩訶不思議なロジック」と断じた。「『公』ではなく『私』の施設の売却で、公のけじめをつけるということ自体が問題の公私混同なのではないか」と指摘した。
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家族同伴で宿泊した千葉県木更津市のホテルで政治活動とする会議を行った際、面会した出版会社社長の名前の公表を求めたが、舛添氏は「先方の都合がある」とし拒否。舛添氏は、「不退転の覚悟で邁進していく」と述べ、改めて続投する意向を示した。
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6日の会見と同じ答弁を繰り返す知事に対し、全会派からヤジが飛んだ。「どこが説明責任なんだ」「信頼ゼロ」「往生際悪いよ」と集中砲火が続いている。都議会は午後7時過ぎまで予定されていたが6時40分頃に終了した。
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