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ピッキング被害減少/兵庫

兵庫県内で2003年、ピッキングによる盗難の被害が前年の約25%減となり4年ぶりに1000件を下回った。
昨年のピッキングによる侵入盗認知件数は、前年から269件減の821件。2000年に一気に5倍近い1189件となってからは、1000件超のペースが続いていた。
地域別にみると、阪神での被害は半減近い275件。
減少の理由としては、マンションを中心に約300件、被害総額約1億円の犯行を重ねていた中国人ら10人グループや約250件の余罪があった日本人6人を逮捕したのが影響したとみられる。
検挙人数は、前年の12人から昨年は27人と2倍以上の増加。中でも来日外国人の伸びが目立っており、4倍の20人になった。 東・西播地区も37%減の118件だったが、神戸市内は428件(5%増)と微増。但馬、淡路ではなかった。
被害が相次いだ地域では住民パトロールの動きも。神戸市垂水区の神和台地区周辺では、昨年5月の段階で、すでに前年1年分を上回る計185件の空き巣が発生したが、主婦らが防犯パトロールを始めた7月以降は半減以下のペースになっている。大量検挙や地域防犯活動、鍵の取り替えなどの自主防衛が奏功したとみられる。県警
は「全国的に新たな手口が出ており、気を緩めることはできない」と警戒を呼びかけている。


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