イギリス政府は16日、肥満対策として新たな税金「砂糖税」が導入することを決めた。対象は砂糖入りの甘い清涼飲料水。
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2年後の導入を目指していて、年間約800億円規模になる税収は、学校でのスポーツ活動の拡充に充てられる方針。
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課税対象は、100ml中に5グラム以上の砂糖が含まれる飲料で、砂糖の量に応じて1リットルにつき日本円で約29円か39円課税される。
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砂糖税や炭酸飲料に課されるソーダ税はフランスやメキシコ、アメリカの一部の地域ですでに導入されているが、イギリスでは賛否両論。
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賛成派は「いい考えだと思う。自分の子どもが毎日摂取する糖分の量が気になっているから」という。反対派は「炭酸飲料に課税するより、子どもたちを教育する方が必要だと思う」と話している。
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イギリスでは、成人の4人に1人が肥満とされ、肥満による病気治療などのため毎年8,000億円相当が、国の保険制度の負担になっている。
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