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巨人の選手が公式戦で現金、公表せず-プロ野球調査委

日本プロ野球組織・調査委員会の大鶴基成委員長(弁護士)は14日、巨人の選手が自軍公式戦の勝敗を対象に現金の授受を行っていたとの一部報道を受け東京都内で取材に応じ、昨年10月に発覚した野球賭博問題の聞き取り調査で事実を把握していたことを明らかにした。八百長行為などを禁じた野球協約には抵触しないと判断し処分はせず公表もしなかったという。
大鶴委員長によると、試合前の円陣で掛け声を担当した選手が、その試合に勝った場合は他の選手から5,000円ずつを受け取り、負けた場合は1,000円ずつを払う仕組み。同委員長は「(掛け金が少額で)敗退行為をするプロ野球選手がいるとも考えられない」と処分しなかった理由を述べた。
調査委員会は巨人にも報告済みとし、巨人の森田清司総務本部長は「賭け行為ではなく験(ゲン)担ぎ。ただ誤解を招くので(今は)禁止した」と語った。
また、巨人の高木京介投手の野球賭博問題で、同球団から要請された元投手の笠原将生氏と賭博常習者と認定した飲食店経営者の男性への調査協力について、大鶴委員長は「当然やります」と話した。


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