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中3生徒自殺で緊急全校集会 校長が謝罪-広島・府中町立中

広島県府中町の町立府中緑ケ丘中学校3年の男子生徒(当時15)が昨年12月8日に自殺した問題で、生徒が通っていた中学校で9日午前8時半から緊急全校集会が開かれ、生徒に万引きの非行歴があったとする誤った資料に基づく進路指導は不適切だったと校長が謝罪した。
学校や町の教育委員会は、自殺当日まで5回にわたって行われた進路指導の際、生徒に万引きの非行歴があったとする誤った資料に基づいて、担任の教諭が志望校への推薦は出せないと伝えていたことを認め、誤った資料に基づく進路指導が生徒の自殺につながったとみられるとしている。
学校側によると、校長が誤った資料に基づく今回の進路指導は不適切だったと全校生徒に説明し、謝罪したという。また、生徒は病気で死亡したと、これまで事実と異なる報告をしていたことを謝罪したという。生徒から発言はなかったという。
学校では9日からスクールカウンセラーや教諭が生徒と個人面談を行うなどして、心のケアに当たることにしている。
集会後、校長は「一緒にいた1人の命が失われた子どもたちの喪失感は大きく、心のケアをしていくことが大切だと考えている」と話した。


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