中国国営新華社通信(電子版)によると、上海の裁判所は1日、上海市の食品会社「上海福喜食品」が期限切れ肉を出荷していた事件で、同社や親会社の幹部ら10人に対して偽物で粗悪品を販売した罪で懲役1年7月から3年の判決を言い渡した。
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また上海福喜など2社にそれぞれ120万元(約2200万円)の罰金を科した。
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上海福喜の親会社、米食肉大手「OSIグループ」中国法人幹部が最も重い懲役3年を宣告されたが、外国籍のため国外追放処分となった。また4人には執行猶予が付いた。
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上海福喜は期限が切れた肉を中国のマクドナルドやピザハットなどに供給。一部の食品は輸出され、日本マクドナルドなどで販売された可能性も指摘された。
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事件は2014(平成26)年夏に上海のテレビ局が報道して発覚。一時、中国や日本でマクドナルドの販売が落ち込んだ。
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