プロ野球の巨人軍は10日午後6時から会見し、野球賭博問題で所属する3人の選手の無期の失格処分が決まったのを受けて3人との契約を正式に解除した。巨人軍の久保博社長は「ファンの皆様、関係者に心よりお詫びします」と陳謝した。
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この問題では10日午後5時過ぎからプロ野球の熊崎勝彦コミッショナーが会見し、野球賭博を行っていた巨人の福田聡志投手、笠原将生投手、松本竜也投手の3人について無期の失格処分とし、また巨人軍に対して管理監督の責任を問う形で制裁金1,000万円を科す処分を発表した。
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久保社長は会見の中で、一連の問題の責任をとって、桃井恒和会長と久保社長が期限を定めず役員報酬の50%を返納、さらに渡辺恒雄最高顧問と白石興二郎オーナーは2ヶ月間、自主的に役員報酬の全額を返納することを明らかにした。
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なお、球団としては9日、専務取締役球団代表であった原沢敦氏が選手を適切に指導監督できなかったことを理由に責任を取りたいと自発的に辞任し、球団を去っている。
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