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「通信防犯カメラ×1,000台」で子ども見守り-兵庫県伊丹市

子どもが犯罪に巻き込まれる事件が相次いでいることを受けて、兵庫県伊丹市は通信機能を備えた防犯カメラを1,000台設置し、発信器を持った子どもがカメラの近くを通ると場所や時間の情報を保護者のスマートフォンに送る新たな見守りサービスを始めることになった。これは伊丹市と、大阪市に本社を置く「阪急阪神ホールディングス」が共同で行うもので、両者は9日大阪市内のホテルで協定を結んた。
この見守りサービスは、防犯カメラに無線の受信器を組み込み、発信器を持った子どもがカメラの近くを通ると、保護者のスマートフォンのアプリに場所や時間の情報を通知するもの。保護者が子どもの居場所を把握しやすくなるほか、犯罪に巻き込まれた場合、防犯カメラの映像を捜査機関に提供することで事件の早期解決が期待できるという。
伊丹市は、国の補助金も含めて約4億3,800万円をかけてカメラを1,000台設置し、来年3月から一部の地域で運用を始める予定で、保護者は月額432円でサービスを利用できるという。
伊丹市安全・安心施策推進班の桝村義則班長は「システムを周知して犯罪の抑止効果につなげるとともに迅速な事件解決を図って安全・安心なまちをつくりたい」としている。


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