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児童虐待、8.89万件=24年連続で最多更新-厚労省

全国207ヶ所の児童相談所(児相)が昨年度に対応した児童虐待の件数(速報値)が、前年度比1万5,129件(20.4%)増の8万8,931件に上ることが8日、厚生労働省の調査でわかった。1990(平成2)年度の調査開始以来、24年連続で過去最多を更新した。
件数の増加は、厚労省が13(同25)年8月の通知で、虐待の被害児童に兄弟姉妹がいる場合、その兄弟姉妹も心理的虐待を受けていると見なして対応するよう求めたことが要因。子どもの前で配偶者間暴力(DV)を振るう「面前DV」による心理的虐待について、警察からの相談や通告が増えたことも原因とみられる。
都道府県別にみると、大阪が1万3,738件と最多で、神奈川の1万190件、東京の7,814件と続く。
虐待する親への措置では、親権を無期限に剥奪する「親権喪失」に加え、12(同24)年度から一時的な「親権停止」も可能になった。昨年度に児相の所長が行った家庭裁判所への親権停止の審判申し立ては前年度と同じ23件で、うち17件が認められた。


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