環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉は5日午前(日本時間5日夜)、全閣僚が出席した全体会合を開き、大筋合意に達した。
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TPP協定の交渉はアメリカ南部のアトランタで開かれていて参加12ヶ国による閣僚会合で、バイオ医薬品の開発データの保護期間など、難航していた分野で各国が折り合い大筋合意に達した。
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当初、2日間の日程で始まったが、バイオ医薬品の開発データの保護期間、乳製品の関税の取り扱い、それに自動車分野の原産地規則を巡って協議が難航し、日程が繰り返し延長されて、日本時間の5日まで6日間にわたり交渉が続けられた。
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こうしたなか、日本政府の関係者によると、最大の焦点となっていたバイオ医薬品を巡って、アメリカとオーストラリアとの間の協議が合意に達し、チリやペルーなど、ほかの関係国との調整も整うなど難航分野で各国が折り合い、TPP交渉は大筋合意に達したという。
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