Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
  

大津市で誘拐事件想定し大掛かりな訓練

「110番の日」の10日、子どもを狙った誘拐事件を想定した大規模な訓練が大津市内で行われた。連れ去られそうになった小学生が犯人の特徴を大津署員に伝えたり、警戒中の住民が犯人を発見して逮捕につなげるなど警察と住民の協力態勢を確認した。JR瀬田駅周辺の2学区でつくる「瀬田駅前地域安全環境づくり推進協議会」が初めて開催したもの。地域住民や警察官ら約150人が参加した。
訓練は午前9時から始まり、同署員がふんする誘拐犯が両学区内の3ケ所で相次いで女子小学生3人を車に連れ込もうとしたとの想定で行われた。3人はすぐに近所の家などに駆け込み、署からの連絡で同協議会のメンバーがパトロール。午前10時30分頃、犯人を発見し警察官が逮捕した。この間、似顔絵を作成するため被害に遭った子どもが犯人の顔の特徴を捜査員に伝える訓練も行った。
110番通報の役をした会社員松田新平さん(54)は「一方的に話して、警察官の質問をさえぎってしまった。もっと冷静にならないと」と反省していた。


footer