Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
 

少年に煙草売った元コンビニ店員、逆転無罪

高松高裁(半田靖史裁判長)は15日、コンビニにあるタッチパネル式の年齢確認で成人と自己申告した少年(当時15)に煙草を売ったとして未成年者喫煙禁止法違反に問われた元店員の男性(44)らの控訴審判決で逆転無罪を言い渡した。
求刑通り罰金10万円とした1審・丸亀簡裁判決を破棄した。同法違反で起訴されたコンビニ店は1審判決と同様、無罪とし検察側の控訴を棄却した。
昨年10月の1審判決によると、男性は2013(平成25)年4月、香川県内の大手コンビニ「ローソン」のフランチャイズ店で勤務中、高校1年だった少年から煙草2箱(820円)の注文を受け、タッチパネルの質問に少年が「私は20歳以上です」のボタンを押したため販売した。
男性は「未成年者とわからなかった」と無罪を主張していたが、1審判決は「頬ににきびがあるあどけない顔で、一見して未成年者とわかる顔立ちだった」と指摘。店については、年齢確認システムを導入し店員に対して未成年者への販売禁止を周知する「確認表」に毎月署名させていたとし、「必要な注意を尽くしていた」と判断した。


footer