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福島県警が「SOSメール110番」開始、携帯電話やパソコン機能使った緊急通報システム

福島県警は10日午前0時から、携帯電話やパソコンの電子メール機能を使った緊急通報システム「SOSメール110番」を始めた。緊急時に声を出さない連絡が可能で、聴覚障害者にとっては県警から返信メールを受けとれるなど、事件や事故にあったときの不安解消に役立つ。
新システムの導入にあたって福島県警は、県警本部の通信指令室にメール送受信専用のパソコンを1台用意した。メールを受信すると、内容に応じて事前に用意した定型文などを返信する。画像を添付したメールも受け付ける。通信料は送信者の負担。システム整備の費用は27万5,000円。
福島県聴覚障害者協会の石井静子会長も携帯電話のメールを普段から使っており、「交通事故にあったときは手話など相手に伝えるのに苦労したが、これからはメールで直接警察と連絡がとれる」と評価している。
県警はメールによる通報で、(1)簡単な内容(交通事故、ひったくりなど)、(2)時間(何時何分、5分前など)、(3)場所(目標となる近くの建物)、(4)容疑者の年格好や車のナンバーなど、(5)送信者の住所、名前、年齢、性別を盛り込むよう呼びかけている。また、「いたずらメールがしにくいようメールアドレスを長めにした。利用の際にはあらかじめ携帯電話に登録して使ってほしい」としている。メールアドレスはfp-sos.mail-110@aqua.ocn.ne.jp


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