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児童虐待、過去最悪=上半期1万7,224人通告-警察庁

虐待被害が疑われるとして全国の警察が今年上半期(1~6月)に児童相談所に通告した18歳未満の子どもは1万7,224人で、昨年同期より4,187人(32%)増えたことが10日、警察庁のまとめでわかった。
警察はこのうち1,152人を一時保護したほか、加害者として387人の保護者を摘発。いずれも過去最多となった。
上半期の通告児童数は2011(平成23)年から統計を始め、4年連続で増えた。全体の約3分の2に当たる1万1,104人は心理的な虐待で、昨年同期より3,336人(43%)増加。このうちドメスティックバイオレンス(DV)が子どもの前で行われる「面前DV」が7,273人を占め、2,157人(42%)増えた。
他に身体への虐待が411人(12%)増の3,882人、育児放棄などのネグレクト(怠慢・拒否)は429人(25%)増の2,144人、性的虐待は11人(13%)増の94人だった。
警察庁は「DVの積極的な事件化に伴って面前DVが増え、通告数を押し上げた。国民の意識の高まりで虐待そのものの通報も増えている」と説明している。


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