Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
 

ファミリーマート ココストア買収を正式発表

コンビニ業界3位の「ファミリーマート」は8日午後、名古屋市に本社を置く中堅コンビニ「ココストア」の全ての株式を来月1日に130億円で取得し買収することで合意したと発表した。
ココストアの親会社で、ソニー創業者の故・盛田昭夫氏の一族が経営する盛田エンタプライズ(名古屋市)から株式を取得する。
「ココストア」は東海と九州を中心に約650の店舗を展開しているが業績が低迷していて、今後、店舗を「ファミリーマート」に変えていくとともに不採算店の閉鎖を進める方針。
「ファミリーマート」は、4位の「サークルKサンクス」を傘下に持つ流通大手の「ユニーグループ・ホールディングス」と、来年9月の経営統合に向けて協議を進めている。これに「ココストア」も加えると、グループ全体の店舗は約1万8,000店と最大手の「セブンイレブン・ジャパン」に匹敵する規模に拡大する見通し。
コンビニ業界では、2位の「ローソン」も中国地方を地盤とする中堅の「ポプラ」に出資したのに続いて、首都圏で展開する「スリーエフ」にも出資する方向で協議を進めている。
こうした動きの背景には、店舗網の拡大や商品の宅配などのサービスの強化を競う大手と中堅以下の会社で業績の格差が広がっている実情があり、コンビニ業界では厳しい競争を勝ち残るため再編や提携がさらに進むことが予想される。


footer