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北米最高峰マッキンリー山を先住民語の「デナリ」に呼称変更 |
オバマ米大統領は31日、アラスカ州を訪問し同州にある北米大陸最高峰マッキンリー山(6,168メートル)の呼称を現地先住民が使ってきた「デナリ」に改めると発表する。ホワイトハウスが30日、明らかにした。
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マッキンリー山は19世紀末に25代大統領に就いたマッキンリーにちなんで名付けられたが、先住民の言葉で「偉大なもの」を意味するデナリへの変更を求める声が出ていた。1984(昭和59)年2月、日本人冒険家の植村直己さんが冬季単独初登頂の後に行方不明になったことでも知られる。
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オバマ氏はアラスカ州に9月2日まで滞在し、先住民の生活に影響を及ぼしている地球温暖化対策の必要性を訴える。滞在中は同州の北極圏を米大統領として初めて訪問する。
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マッキンリー山の標高はこれまで6,194メートルとされてきたが、2012年の測量結果をもとにアラスカ州政府が下方修正した。
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