(株)ジェーシービー(以下JCB)と、バイオニクス(株)、プライアント・パワーズ(株)、ホーチキ(株)、オリックス・リアルエステート(株)の5社は、分譲マンション内の住居をはじめとする全ての鍵をバイオメトリクス本人認証システムの一つである「血流認証」にするとともにマンション内各種サービスの少額キャッシュレス決済を実現し、高セキュリティと快適な生活をサポートするコンシェルジェサービスを行うことになった。 |
バイオメトリクス本人認証システムの中で最も新しいといわれる「血流」を本人認証手段として採用、マンション内では予め登録した居住者のみがドアロックを解錠できると同時に各種サービス利用に際し、クレジットカード提示なしで代金の後払い(ポストペイ)キャッシュレス決済を可能とした。 |
最初の導入先は、オリックス(売主代理:オリックス・リアルエステート)が販売する「サンクタス阿倍野The premier(大阪府大阪市阿倍野区、156戸、05年3月完成予定)」への全面的な採用が決定している。 「血流認証」は、次世代のセキュリティ認証手段として盛んに研究されている生体認証技術(バイオメトリクス)の一つ。特定遺伝子の作用によって組成される個々人特有の血管パターンに着目した認証技術であり、光学技術を用いて指内血管パターンを検出し特殊な画像処理を施し、そのデータを基に個人認証を行う。 |
5社は、偽造や盗難による悪用が不可能な血流認証のセキュリティの高さに注目し、居住者個人の生体情報によるドアロック解錠とマンション内キャッシュレス決済環境を実現したもの。 |