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未成年の刑法犯、最少=特殊詐欺は増加―警察庁

警察庁は27日、今年上半期(1~6月)の少年(20歳未満の男女)の犯罪状況を発表した。全国の警察が刑法で摘発した未成年者は昨年同期より16%少ない1万9,409人だった。上半期としては13年連続の減少となり、統計を始めた1979(昭和54)年以降で初めて2万人を下回った。しかし、特殊詐欺事件での摘発は増えている。
今年上半期の特殊詐欺事件の被害は約236億5,000万円だが、この事件で摘発された少年は176人(前年同期比36人増)で、統計を取り始めた2009(平成21)年上半期(22人)の8倍に達した。同庁は「知り合いの紹介などで安易に関わっている可能性がある」とみている。なお、この事件での成人も含めて摘発されたのは1,167人。
少年176人の内訳は、中学生4人、高校生34人、大学生5人、無職104人など。「受け子」と呼ばれる現金受け取り役が77%を占めた。
殺人や強盗などの「凶悪犯」は275人(前年同期比58人減)だった。いじめに起因する事件は99件(同50件減)で、暴行や傷害容疑などで摘発・補導されたのは99人(同79人減)だった。


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