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株価乱高下 世界的株安の連鎖に歯止めかからず

世界的に株価の急落が続いているが、25日の東京株式市場では、日経平均の1日の値動きの幅が1,000円を超えて激しく乱高下し、結局、終値は700円以上の大幅な下落となって1万8,000円を割り込んだ。世界的な株安の連鎖には東京市場でも歯止めがかかなかった。
25日の東京株式市場は、取り引き開始直後から全面安の展開となり、日経平均株価は午前中、一時、800円近く値下がりして、およそ半年ぶりに1万8,000円を割り込んだ。その後、300円近く値上がりする場面もあったが、午後には売り注文が膨らんで大幅な下落となり、再び1万8,000円を割り込むなど乱高下した。
結局、日経平均株価の終値は24日より733円98銭安い1万7,806円70銭だった。日経平均株価の値下がりは6日連続で、この間の値下がりの幅は2,800円を超えた。また、1日の下落率はおよそ4%となり、値動きの幅は1,000円を超えた。
東証株価指数=トピックスは48.22下がって1432.65だった。1日の出来高は47億4004万株だった。
株価が乱高下した背景には、投資家が引き続き、中国をはじめ世界経済の先行きに対する強い不安感を持っていることがある。25日の取り引きでは、上海の株式市場で当局が買い支えに出ているという思惑もあって、いったんは買い戻す動きが出たが、上海の株価が急落を続けると、引きずられるように日経平均株価も大幅な下落に転じた。結局、東京市場では25日も世界的な株安の連鎖に歯止めがかからなかった。


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