Secure-japan
header


診断
犯罪事例
セキュリティ情報
このサイトについて
 

衣料品のしまむら、「鉤十字」マーク商品で販売見合わせ

総合衣料品販売の「しまむら」(本社・埼玉県さいたま市)で、第2次世界大戦中のナチスドイツのシンボルだった「ハーケンクロイツ(鉤十字)」のマークの入った商品が売られ、消費者からの問い合わせを受けて販売を見合わせたことが20日わかった。
同社の広報によると、店舗で売られていたのはハーケンクロイツのペンダントとセットになったタンクトップ。インターネット上では980円の値札がついた画像が投稿されている。19日に消費者から「商品にふさわしくないのではないか」と問い合わせがあり、同日販売を取り止めた。今後販売を再開するかについては現在検討中だという。ホームページによると、しまむらは全国に1,328店舗あり、商品がどのくらいの範囲で販売されていたかは現在確認中だという。
ハーケンクロイツは、ドイツが第1世界大戦での敗戦後に民族主義運動のシンボルとなり、1920年にナチスが党のシンボルとした。同国が再軍備を宣言した35年から第2次世界大戦で降伏した45年まではドイツ国旗としても採用されている。現在ではナチズムやネオナチのシンボルとも見なされ、使用を禁ずる国もあるが、日本では取り締まりの対象となっていない。
現在ドイツでは公の場で出すことを禁止しており、展示または使用すると 民衆扇動罪で逮捕される。


footer