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東芝、室町社長が続投=社外取締役に同友会代表幹事ら |
不正会計問題で揺れる東芝は18日、9月下旬に発足する新経営陣を発表した。室町正志会長兼社長(65)が社長専任となり、不正会計問題で失墜した信用の回復に努める。社外取締役は伊丹敬之東京理科大教授(70)を除き退任。三菱ケミカルホールディングス会長で経済同友会代表幹事の小林喜光氏(68)らを新たに迎え、計7人とする。取締役11人の過半数を社外とし、外部からの監視を強化する考えだ。
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社外取締役には小林氏のほか、資生堂の前田新造相談役(68)とアサヒグループホールディングスの池田弘一相談役(75)の企業トップ経験者、元最高裁判事の古田佑紀弁護士(73)、公認会計士の野田晃子氏(76)と佐藤良二氏(68)が就任する。
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経営監視を強化するため、株主総会に提案する取締役を決める指名委員会、取締役らの報酬を決める報酬委員会、取締役らの職務執行を監督する監査委員会の委員を全て社外取締役とする。
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