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総務省は6月20日、ワイヤレスカードシステムやEAS(電子商品監視機器。万引き防止装置のこと)が医用機器等への影響に関する調査結果を発表した。 |
発表によると、平成14年度の「電波の医用機器等への影響に関する調査」の結果、ワイヤレスカードシステムから発射される電波が植込み型の医用機器(心臓ペースメーカー及び除細動器)に及ぼす影響については、ワイヤレスカードシステムのリーダライタ部(アンテナ部)から12センチ離れればまったく影響がないことが確認されたという。 |
また、電子商品監視機器から発射される電波が植込み型の医用機器に及ぼす影響については、既に厚生労働省の医薬品等安全性情報155号(平成11年6月30日)及び医薬品・医療用具等安全性情報173号(平成14年1月17日)により注意喚起されていたように、植込み型の医用機器に影響を及ぼす可能性のあることが確認され、また、その影響を最小限に抑えるための方向性が、中間報告として示されたという。 |
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