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9月に浮いて走るリニア模型発売＝セットで3万5千円―タカラトミー タカラトミーは26日、車両が実際に浮いて走るリニアモーターカーの模型を9月から発売すると発表した。車両とレールにそれぞれ埋め込んだ磁石の反発を利用し、約2ミリ浮上したまま高速走行する。レールとの摩擦がないため、走行音も静かだ。 4両編成のリニアとレールをセットにした「リニアライナー　超電導リニアL0系スペシャルセット」の希望小売価格は、税抜き3万5,000円。車幅は、JR東海のリニア車両「L0系」の約90分の1。対象年齢は8歳以上で、リニアに憧れを持つシニア世代の購入も期待する。 山梨県のリニア実験線で乗車体験があるという富山幹太郎社長の指示で商品化。富山社長は記者会見で「氷の上を滑るように走る快感をおもちゃで実現できた。値段はちょっと高いが、2027年の(リニア中央新幹線の)開業までにもっと安くできるようにしたい」と語った。