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当選した「筆談ホステス」用に音声変換システム

「筆談ホステス」として知られた斉藤里恵さん(31)が4月の統一地方選で初当選した東京都北区議会に、聴覚障害を持つ議員が議場でやりとりできるシステムが導入されることになった。同区議会が19日発表した。区議会事務局によると、こうしたシステムの導入は全国の議会で初めて。26日の本会議から運用を始める。
システムは大手パソコンメーカー「富士通」などが開発。聴覚障害を持つ斉藤区議が質問する場合、演壇に置かれたパソコンに文字を入力すると、音声に変換され、マイクを通して議場内に流れる。斉藤区議が自席にいるときは、ほかの議員らの発言が文字に変換され、手元のタブレット端末に表示される。
タブレットは4台用意され、聴覚障害を持つ傍聴者にも貸与される。同区議会は2010(平成22)年度からシステムの導入を検討していた。斉藤さんは「これでやっとスタートラインに立てた気分です」とコメントした。


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