長野県警・長野中央署は9日、御開帳が行われている長野市の善光寺境内で法要中に小型無人機「ドローン」が落下した事故でドローンを飛ばしたのは横浜市の少年(15)と判明したと発表した。落下の約1時間半後、少年が自ら同寺にある臨時派出所に名乗り出てきた。
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同署によると、少年は署に移動した後、「飛ばしたのは間違いない」などと話し、署員が「危ない」と注意をして帰したという。機体は署で保管している。
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ドローンは9日午前10時50分頃、本堂から約50メートル離れた山門の付近に落下。境内では期間中最大の行事「中日庭儀大法要」が開かれており、僧侶らの行列の間に落ちた。参拝客らの立ち入りは規制されており怪我人はなかった。法要は予定通り続けられた。
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同署によると、機体は縦約25センチ、横約29センチで4つのプロペラがあり、動画撮影できるカメラが付いていた。
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