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東海地区最大級の書店「丸善名古屋本店」が開店

東海地区最大級の、販売書籍が約120万冊の大型書店が名古屋市栄に28日開店した。新たに開店したのは「丸善名古屋本店」。
丸善は明治7年に名古屋市栄に開店し、140年近く市民に親しまれてきたが、建物の老朽化で3年前に閉鎖され、近くのデパートに移転し規模を縮小して営業を続けてきた。28日は、かつての店舗に近い栄3丁目に地下1階、地上7階の大型書店として新たに開店した。売り場面積は約1,500坪で、販売書籍約120万冊と、東海地区最大級の規模の書店。
インターネット書店や電子書籍の普及に伴ってかつて全国で2万店を超えていた書店の数は、現在は約1万4,000店にまで減っている。このため丸善は、ネット書店や電子書籍と実際の書店をつなぐサービスを始めている。このサービスは、欲しい本がどこの書店に在庫があるかをパソコンやスマートフォンで検索することができる。
また、紙の本を買えば、その電子版を半額で買うことができるほか、このサービスで買った本は紙の本も電子書籍も表紙の写真がネット上の自分用の本棚に並び、一目でわかるようになっている。
「丸善名古屋本店」を経営する「丸善ジュンク堂書店」の工藤恭孝社長は、「書店も、ネットを避けては通れず、新たなサービスで、ネットとリアルな店舗をつなげていきたい。書店には本との意外な出会いがあり、それが強みです。われわれが衰退すれば活字文化がなくなるという思いで頑張っていきたい」と話していた。


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