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厚生労働省は15日、神奈川県川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院で重い精神障害がある患者の強制的な入院が必要かどうかなどを判定する専門の医師の指定が不正に取得されていたとして11人の医師と上司に当たる指導医9人の計20人の指定を取り消す処分を決めた。処分は、同日開かれた厚労省の「医道審議会」の答申を受けて決まったもの。
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聖マリアンナ医科大学病院では、計11人の医師が重い精神障害がある患者に対し強制的な入院が必要かどうかなどを判定する「精神保健指定医」という専門の資格を不正に取得していたことが14日明らかになった。
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11人の医師は、自分が診察していない患者のレポートを提出したり、他の医師が診察した患者の症例をコピーしたりして国の審査を受けていたという。
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