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遊技機メーカー「奥村遊機」が破産

奥村遊機(名古屋市昭和区鶴舞)=福岡尉敏社長、従業員214名=14日、名古屋地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は、西脇明典弁護士(愛知県名古屋市中区錦、西脇法律事務所)。
同社は、1947年(昭和22)12月創業、57年(昭和32)年6月に法人改組した老舗の遊技機メーカー。自社オリジナルのCR機主体のパチンコ機を製造し、北海道から九州まで各地に営業所を構え、全国のパチンコホールを得意先に96(平成8)年5月期には年売上高約335億7,100万円を計上していた。
「CRうる星やつら」などのヒット機を手がけた時期もあったが、近年はパチンコ人口の減少に加え、同業者との競合激化やヒット商品に恵まれなかったことから受注の伸び悩みが続き、2014(昨)年5月期の年売上高は約133億500万円にダウン。2期連続で大幅な欠損計上を余儀なくされ苦しい資金繰りが続いていた。
今期に入ってからも受注に回復はみられず、先行きの見通しが立たず、事業継続を断念した。
負債は2014年5月期末時点で約71億5,400万円だが、今後、大きく膨らむ見通し。


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