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徳島空港着陸許可ミス、当時は管制官1人だけ 通常は4人

5日午前11時前、羽田発徳島空港(徳島県松茂町)行きの日本航空455便が空港に着陸しようとしたところ、パイロットが滑走路上に車両があるのに気づき急きょ、着陸をやり直すトラブルがあったが、通常4人態勢の管制官が当時は1人しかいなかったことがわかった。
管制業務は通常は4人態勢だが、当時は3人が管制室と別の階で別の作業をしていたという。広報室は「土日曜は訓練飛行を行わずに民間機しか発着しないため、管制業務は1人でも担当が可能で、法的にも問題はない」と説明した。
徳島空港の管制を担当しているのは海上自衛隊徳島教育航空群では、当時、車両は滑走路のライトを取り替える作業のために使われていたというが、管制の担当者が車両が入っているのを忘れて旅客機に誤って着陸の許可を出したと見られるという。
また、滑走路上で作業が行われる際には旅客機の離着陸時間が近づくと管制の担当者が作業している人に退避するよう無線機で指示することになっているが、この指示も行われなかった可能性が高いという。


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