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小学校完全施錠は1割強/全国

全国の小学校のうち、登下校時以外に完全施錠しているのは1割強だったことが、読売新聞が全国141の小学校を対象に実施した緊急アンケート調査の結果から明らかになった。
調査は、京都府宇治市と兵庫県伊丹市の小学校で児童が侵入者に襲われ負傷する事件が起きた直後の今月21日から25日にかけて、各都道府県で任意に3校ずつ選び、読売新聞の総支局を通じて実施した。
文部科学省の危機管理マニュアルは、不審者の侵入を防ぐため「登下校時以外は施錠するなど、適切に管理する」としているが、門扉を閉め、すべて施錠している学校は「正門は警備員が対応するので鍵をかけない」を含めても18校。施錠できない理由(複数回答)では「遅刻した児童や業者の出入りがあって不便」が4割余りで、「もともと門や門扉がない」が3割。「開かれた学校にそぐわない」「災害時の出入りに支障をきたす」もそれぞれ1割前後あった。
また、文科省が作成を指導している学校独自のマニュアルについても、持っていないところが1割あった。


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