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スーパーのイオンは23日、今年2月期(通期)の連結税引き後利益の予想を下方修正し、前期比23%減の350億円になるとの見通しを発表した。
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当初は480億円と増益を予想していたが、一転して減益となる。減益は2期連続。食品や衣料品など生活全般の商品を販売する主力の総合スーパー事業の不振が響いた。
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本業の儲けを示す営業利益は、当初見込み(2,000億~2,100億円)から1,400億円に下方修正した。昨年4月に消費税率が8%に上がったことも影響した。総合スーパー事業の営業利益は昨年3月~11月期ですでに289億円の赤字だった。
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イオンは今年1月にダイエーを完全子会社化した。規模を拡大することで仕入れコストを下げて利益を底上げする計画だったが、ダイエーも販売不振が続いた。イオンは「消費増税後の価格政策や夏場の天候要因などの影響で、利益などが計画を下回った」と説明している。
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