過激派組織IS(イスラミックステート)＝過激派組織イスラム国＝に殺害されたとみられる湯川遥菜さんの所持品が、別の武装組織のメンバーからトルコの日本大使館に送られたあと、4日千葉市に住む両親のもとへ届けられていたことが6日わかった。
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千葉市花見川区の湯川遥菜さんは、昨年夏にシリア北部で拘束され今年1月、過激派組織ISが湯川さんを殺害したとする映像をインターネット上に公開した。
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湯川さんの所持品は拘束される直前まで行動をともにしていたシリアの反政府勢力の幹部から、隣国トルコの日本大使館あてに送られていた。関係者によると、所持品は外務省の担当者がトルコから日本に持ち帰り4日、千葉市花見川区に住む両親のもとへ届けたという。所持品にはパスポートや衣類、携帯電話のほか、メモなどもあったという。
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警察は「人質による強要行為等の処罰に関する法律」の人質殺人などの容疑を視野に捜査を進めることにしていて、湯川さんの家族から同意が得られれば所持品の提出をうけて詳しく調べることにしている。
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