西川公也農水大臣が23日夕に政治献金疑惑の責任を取り首相に辞表を提出し、後任に林芳正前農林水産大臣が就任した。
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安倍政権にとっては、昨年の小渕優子氏、松島みどり氏の女性閣僚2人に続いて3人目の辞任となった。西川大臣は「内閣に迷惑を掛けてはいけない」という理由で自ら辞表を提出。首相はいったん慰留する形は取ったものの、すぐに後任に林前大臣を任命した。
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林前大臣も官邸に呼ばれた時はスーツ姿だったが、官邸を出た時にはすでに認証式に備えてモーニング姿に変わっていた。ただ、あまりにも急だったため、天皇陛下の都合がつかず、いつもの皇居「松の間」でなく御所で認証式を行うという異例の形になった。
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国会中で予算審議に影響させまいという手際の良さだったが、自民党内からは「違法性がないのに辞任すれば、辞任のハードルが下がってしまう」という懸念の声も出ている。
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