日本サッカー協会の大仁邦弥会長は3日午後、東京都文京区の教会内で記者会見し、スペイン・サッカーの八百長疑惑に関与した疑いで告発された日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。この日までに告発が受理されたことを協会が確認したことを受けた処置。
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スペインの地元紙アス(電子版)が2日にスペイン・バレンシアの予審裁判所の事情聴取が今月25日から始まると伝えており、今年6月に始まるワールドカップ(W杯)アジア予選への影響も危ぐされていた。
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アギーレ監督は2011(平成23)年5月21日のスペイン1部リーグ最終節で、当時率いていたサラゴサ(現2部)がレバンテを2-1で降して残留を決めた試合での八百長関与が疑われ、否定していた。現在、スペインや母国メキシコで休暇をとるため日本を離れている。
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協会は、スチュアート・ゲリング、ファン・イリバレン、リカルド・ロペスのコーチ3人も契約を解除する方針。
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