西アフリカのリベリアに滞在歴のある男性が発熱などの症状を訴えて都内の医療機関を受診したことがわかり、厚生労働省は念のためエボラ出血熱に感染しているかどうか確認するため詳しい検査を行うことにしています。男性は現地で患者と接触したという情報はないということです。
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厚生労働省によると7日午後、西アフリカのリベリアに滞在歴のある60代の男性が発熱などの症状を訴えて東京・町田市の医療機関を受診したことがわかった。男性は38度以上の熱があり、3週間以内に西アフリカのリベリアに滞在していたということで、医療機関から保健所を通じて厚生労働省に連絡があったという。
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同省によると、男性は現地で患者と接触したという情報はないという。
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同省は、男性を指定医療機関に搬送するとともに、血液を国立感染症研究所に運びエボラ出血熱に感染しているかどうか確認するため念のため詳しい検査を行うことにしている。
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先月27日にはリベリアに滞在したあと、羽田空港に到着した別の外国人ジャーナリストの男性が発熱を訴えたことからエボラ出血熱への感染が一時疑われたが、検査の結果、陰性と判明している。
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