コンビニ大手のローソンは23日、販売強化を図ろうと書店に併設した店舗を全国で初めてJR広島駅前にオープンした。オープンしたのは広島県内を中心に書店などを展開している「フタバ図書」のJR広島駅前の店舗で、23日は両社の社長がテープカットをして開店を祝った。
|
書店を訪れる高齢者層を取り込んで地方での売り上げ拡大を目指す「ローソン」と、コンビニの手軽さを生かして客足を伸ばしたい「フタバ図書」の戦略が一致したためで、ローソンが書店に併設した店舗を設けるのは全国で初めて。
|
書店の営業時間帯は客が2つの店を自由に行き来できるほか、コンビニの一角には書店の店員が勧める書籍や映画のDVDが陳列されていて、両社は同じスタイルの店舗を今後3年間で20店出店する計画。
|
ローソンの玉塚元一社長は「異なる業種と協力し消費者のライフスタイルに深くつながっていくことで、今後も成長のシナリオを歩んでいきたい」と話した。
|