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大教大に「学校安全講座」が来春新設/大阪

大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の乱入殺傷事件で、大教大が設置した「国立大学付属学校における安全管理の在り方に関する調査研究会」が、事件の教訓や緊急時対応マニュアルなどを盛り込んだ調査報告書を同大学稲垣卓学長に提出する。これを受け、大教大は来春、教員を目指す学生が子どもの命を守るためのノウハウを学ぶ「学校安全講座」を新設する。
講座は、昼間部1回生と2部(夜間)の小学校教員養成課程2、3回生が対象で、2単位の選択科目。講義内容は未定だが
・子どもの生命を守る責任感・自覚
・危機対応能力(危機の予測・回避・対応できる能力)
・心肺蘇生法・人工呼吸法――などが盛り込まれる見通し。
また、教育実習に避難訓練・誘導などを含めることも検討している。
研究会が実施したアンケートによると、国立大付属校、大阪府内の全私立小学校と公立小学校200校の教員計2100のうち半数以上が「学校安全について、教員免許取得の必修科目として履修させることが必要だ」と回答していた。
大教大は「将来、現場に出た教員が学校安全に必要な知識や心構えを持てるよう、他の大学にも同様の講座の設置を呼び掛けたい」としている。
報告書は年内にも各都道府県教委に配布したり、同大学ホームページ(http://okumedia.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/)に掲載


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