テレビ東京は9日、米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)がノーベル物理学賞受賞を受賞したことを受け、10日の放送予定を急きょ変更し、青色発光ダイオードの発明をドキュメンタリードラマとして紹介した「ルビコンの決断 青色発光ダイオードを作った男・中村修二」(午後1時3分~午後3時30分、初回放送099年7月30日、8月6日)を放送することを発表した。放送予定の「刑事吉永誠一 涙の事件簿8~虹が消えた交差点~」は放送休止となる。
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中村修二役に松村雄基(50)。共演に梅宮辰夫(76)、寺田農(71)らが出演。メインナビゲーターを木村佳乃(38)、解説を池上彰(64)が務める。
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番組の内容は、中村氏が1979年に日亜化学に入社。91年、青色LEDの開発に世界で初めて成功し、93年に製品化。95年に緑色LEDも開発。99年には同社を退社し渡米。
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その後、元勤務先の日亜化学と裁判で争うことになり、04年1月、発明対価請求訴訟第1審で東京地裁が元勤務先に200億円の支払いを命じる判決。05年1月、東京高裁での発明対価請求訴訟第2審で元勤務先から約8億4,000万円の支払いを受ける内容での和解が成立。
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納得のいかない中村氏は悩んだ末にある決断を下す、までが描かれる。
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