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沖縄県で不良行為少年が復帰後最悪ペースで更新

沖縄県で、深夜はいかいなどの不良行為や刑法犯で警察に逮捕・補導された少年は、11月末現在で3万6135人に上り、復帰後最悪だった昨年(3万3802人)をすでに上回っていることが16日、沖縄県警少年課のまとめで分かった。全体の95・4%を占める不良行為少年の補導が増加したほか、刑法犯で逮捕・補導された少年も増加しており、県内の少年犯罪が年々深刻化している状況を示している。
今年11月末までに補導された不良行為少年は前年同期比15・4%増の3万4468人で、復帰後最多だった昨年の3万2173人を大きく上回っている。そのうち「深夜はいかい」が1万7017人(49・4%)でトップ。次いで「喫煙」9300人(27%)、「飲酒」の4580人(13・3%)となり、3つの不良行為が全体の約9割を占める。
学職別では、高校生が1万4687人(42・6%)と最も多く、以下は無職少年の8,804人(25.5%)、中学生の6,669人(19.3%)と続き、いずれも前年同期比より増加している。
不良行為はほとんどが深夜の時間帯(午後10時~午前4時)で、深夜に補導された少年は全体の71.7%を占める2万4,703人となっている。
一方、刑法犯で逮捕・補導された少年は前年同期比15.9%増の1,1620人。そのうち窃盗犯が1,169人で全体の約7割を占めている。
同課は、補導数増加の要因について、警察による補導強化や一般からの通報が多くなったことをあげている。また「家庭で子供たちと話し合う時間をつくり、親は自分の子供がどこで何をしているのか把握するべき」と話している。


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