秋田県警は15日、冬休みを前に、生徒や児童の気を引き締め、非行防止を図ろうと県内17署で「全県一斉街頭補導」を行った。各地でゲームセンターやカラオケボックスなど「たまり場」になりやすい場所の巡回や非行防止を呼び掛けるチラシ配布などを行った。 |
秋田臨港署では、管内の街頭犯罪防止モデル校である土崎中学校の2年生の各クラス委員長5人を「港っ子ポリス」に委嘱。5人は警察官の制服に身を包み、「なまはげ」に扮(ふん)した警察官3人や同地区少年保護育成委員らとともに、JR土崎駅で帰宅途中の高校生らに非行防止を呼び掛けるチラシやティッシュを配った。この後、「なまはげ」は奥羽線の列車に乗り込み、同駅と追分駅間を往復し、非行防止や乗車マナー向上を呼び掛けた。 |
「なまはげ」はこの日、JR秋田駅前の大型店やコンビニエンスストアも巡回した。「ウォー」と勇ましい声を上げる2体のなまはげとともに、秋田署員らが未成年者の飲酒・喫煙を追放を訴えるチラシを店員に配り、協力を呼び掛けた。 |