使用期限切れの食肉を使った加工品を販売した中国上海市の食品会社「上海福喜食品」の親会社、米OSIグループの中国法人は22日、上海福喜食品の従業員340人を解雇する計画を同日付で実施すると発表した。
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当局による調査が続いており、近いうちに生産を再開できる可能性がほとんどないためとしている。
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OSI側によると、340人のうち226人は上海福喜食品が直接雇用した正規の従業員で、残りは非正規の従業員。
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7月下旬に問題が発覚して以降、生産を停止したが、大部分の従業員には有給休暇が与えられていたという。
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問題は7月20日に、上海テレビが潜入取材して放送された番組において明らかとなったもので、上海市当局により営業停止となった。当局は組織ぐるみとの認識を示し、23日には警察当局は工場責任者など5人を拘束した。
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