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東京の代々木公園周辺などでデング熱の感染が相次ぐなか、調査のために今月7日から閉鎖していた東京の新宿御苑でも捕獲された蚊からウイルスが確認されたことが19日分かり、環境省は20日、園内の蚊の駆除作業を行う。
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デング熱を巡っては、先月以降、東京・渋谷の代々木公園やその周辺などを訪れた人の感染が相次いでいるため、環境省は今月7日から東京の新宿御苑を閉鎖し、ウイルスを持った蚊がいないかどうか確認する調査を行っていた。その結果、園内の10ヶ所で捕獲した約300匹のヒトスジシマカのうち2ヶ所で捕獲された蚊からデング熱のウイルスが確認されたという。
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このため、環境省は新宿御苑の閉鎖を続けたうえで20日、園内で薬剤を散布して蚊の駆除作業を行う。環境省は「新宿御苑の営業の再開は駆除作業の効果や今後の国内での感染の状況を見ながら判断したい」としている。
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