横浜市は5日、東京の代々木公園を訪れたあとデング熱に感染しているのが確認された横浜市の女性が症状が発生してから横浜市内の公園で蚊に刺されたと話していることが分かり、5日から公園の一部を立ち入り禁止にしウイルスを持った蚊がいないか調査を始めた。
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横浜市によると、市内に住む20代の女性が東京の代々木公園を訪れたあと、先月28日から発熱などの症状を訴え、3日、デング熱に感染していることが確認された。
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その後の調査で、この女性は症状が発症したあとの先月31日、横浜市金沢区にある「海の公園」を訪れ、犬を遊ばせるドッグランを利用した際に「4ヶ所ぐらい蚊に刺された」と話していることがわかったという。
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このため横浜市は、5日から公園内のドッグランを立ち入り禁止にしたうえで、4ヶ所に蚊を採集する装置を設置し、ウイルスを持った蚊がいないか調査を始めた。
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蚊の採集は来週半ばまで続ける予定で、採集された蚊は6日から毎日、横浜市の研究施設で検査され、結果が出るまでは5日間ほどかかる見込みだという。
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横浜市はウイルスを持った蚊が確認された場合には、駆除を行うなどの対策を検討することにしている。
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