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理研・笹井芳樹副センター長が研究棟で自殺

理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の笹井芳樹副センター長が5日朝、センターの近くにある先端医療センター内で首つり自殺を図った。笹井氏はSTAP細胞論文の責任著者の一人。兵庫県警によると、午前11時3分、搬送先の病院で死亡が確認された。遺書が残されていたという。STAP細胞を巡っては理研が4月以降、論文通り再現できるか検証実験を進めており、8月中に中間報告を出す予定だった。
県警によると、先端医療センターの研究棟の4階と5階の間にある踊り場の手すりにくくりつけたロープのようなもので、首をつっているのが見つかったという。笹井氏は半袖シャツにスラックス姿だった。午前9時ごろに発見され110番通報があった。
笹井副センター長は1986年に京都大医学部を卒業。京大教授を経て理研に入り、13年から現職。胚性幹細胞(ES細胞)研究の第一人者として世界的に有名だった。STAP細胞論文では責任著者の一人として小保方氏を指導し、今年1月の記者会見に同席。論文が不正と認定された後の4月には東京都内で会見し指導の不備を謝罪したが、STAP細胞の存在そのものには自信を見せていた。


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