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住民パトロールなどの自主防犯活動が効果あげる

兵庫県警が神戸・阪神間で住民パトロールなど地域で防犯活動に取り組む4地域を調べたところ、犯罪発生件数が大幅に減少していることが13日、わかった。兵庫県警は「活動を通じて地域の結びつきが強まる。防犯効果は非常に高い」としている。
神戸市北区の星和台地区(約2,600戸)の昨年1年間の空き巣被害は40件だった。今年も5月までに17件が発生し、地元自治会が6月に留守宅が多い平日の昼に車で巡回し、マイクで注意を呼びかける活動を始めたところ、6~10月の被害は6件と対策前5ヶ月の3分の1に減少した。多発していた車上荒らしも減っているという。
「地元からひったくりをなくそう」を合言葉にする伊丹市御願塚の自治会(約1,300戸)は、6月から週末の夜、住民約20人が帰宅途中の学生や会社員らに「かばんを車道側に持つと危ないですよ」などと声かけ運動を始めた。神戸市垂水区神和台(空き巣対策)、尼崎市難波・東難波両地区(ひったくり対策)でも5、6月から自治会などがパトロールを開始したが、いずれも活動前と比べ、発生数を半減させている。
兵庫県警生活安全企画課は「パトロールする住民の間に犯罪に立ち向かう意識が高まっている。今後も、自分の街を守ろうという機運を広げたい」としている。


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