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「危険ドラッグ」摘発が上期で昨年1年間超え-警察庁

覚せい剤や大麻と似た作用がある「危険ドラッグ」に絡み、全国の警察が今年上半期に128事件を摘発し、昨年1年間の125事件を既に上回って過去最多となったことが1日、警察庁のまとめでわかった
同庁によると、薬事法で規制の対象となっている「危険ドラッグ」を隠し持っていたり、ドラッグを吸引して悪質な事故を起こしたりしたとして警察が検挙した事件は、今年に入って6月までの半年間に128件にのぼっている。これは、既に昨年1年間の検挙件数を上回り、統計を取り始めてから最も多くなった。
検挙された人数は145人で、昨年の同じ時期よりも79人多い。このうち、危険ドラッグを使用したなどとして検挙されたのは116人で、約8割が初めて薬物を使用した初犯者で、6割がドラッグ店舗、2割がインターネットで入手していた。
また、東京・池袋で車が暴走し8人が死傷した事件など悪質な事故を起こすなどして検挙された人は33人で、小学生など3人が死亡、51人が重軽傷を負った。
古屋国家公安委員長は1日の会見で、「危険ドラッグの流通を止めることが喫緊の課題であり、厚生労働省や自治体と連携し対策を強化していきたい」と述べた。


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